日本レスリング協会公式サイト
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2020.02.23

【2020年アジア選手権・特集】第5日・出場選手の声

(2020年2月22日、インド・ニューデリー)


 ■男子フリースタイル65kg級優勝・乙黒拓斗(山梨学院大=世界2・3位を破っての優勝)「昨年は負けてばっかりで、いろいろと経験できました。オリンピックの年に、勢いをつけているな、っていうのも感じました。伸びしろも感じて、今後どれくらい強くなれるのか、自分でも楽しみなところもあります。

 (決勝でのローシングルについて)相手は汗で滑る選手だったので、シューズだったり靴下だったりする部分を狙うことは考えていました。相手にうまく対応することが多くなったのかもしれないですね。(足を踏まれたことをアピールしてのチャレンジは)足を踏んでくる選手もいます。自分は足を踏まれてるような時以外はまともなタックルは入られない。国内でも海外でもそこはルール上ダメなので、しっかりアピールしました。アウェーだったのでもみ消されるかなとも思ったんですけど、審判の方もそういうところをしっかり見てくれてたので、気持ちいい試合運びになったと思います。

 研究されていることを感じますが、調整して2020年に向けてやってきたので、いい一歩になったのかなと思います。(オリンピックまでの)予定はしっかり立てています。けがをせずに練習をこなすことだけを考え、8月までしっかり練習を積みます。それをこなせればオリンピックで優勝できる力もつくと思います。国際大会は、2、3ヶ月は出場予定はないですが、海外で合宿できたらいいな、と考えています」


 ■男子フリースタイル57kg級3位・高橋侑希(ALSOK=世界3位の選手を破っての3位)「1回戦目で負けてしまったのがダメだったんですけど、そこで気持ちを立て直して頑張れたのは良かったかなって思います。(3位決定戦の相手は)去年の世界選手権も3位に入ってますし、弱い相手ではないことは分かっていました。終始攻められたかな、と思います。

 これでまたランキング・ポイントも加算されると思うので、最後の最後まで、しつこく、しつこく闘って、決してあきらめない心で頑張っていきたいと思います。自分のスタイルというのは確立してるので、あとは体重調整。減量しても、減量していない力に近づけるように。今年27歳。決して若い年ではないので、けがとかにも気をつけて頑張ろうと思います」


 ■男子フリースタイル79kg級3位・奥井真吉(国士舘大=初の国際大会で銅メダル)「嬉しいです。初の国際大会だったので、優勝を狙っていました。準決勝の最後で詰めの甘さが出てしまった。(決勝は)前に出るレスリングができなかった。(ラスト1分まで3点ビハインド)気持ちが折れかけていた部分もあったんですけど、コーチの方々の言葉を頭に入れながら、ラスト1分にかけました。監督やコーチに強気な言葉をかけてもらって、3位につなげられたかなと思います。

 (兄=眞生=と似たレスリング・スタイルについて)小さい頃から兄の背中を見ながらレスリングをやってきたので、兄を意識しながらやってる部分もあります。カッコよく勝つんじゃなくて、泥臭くてもいいから勝てたらいいなと思ってレスリングに励んでます。自分が3位を取れたので、兄の(オリンピック代表決定の)プレーオフの活力にしてくれたらいいな、と思います。日本でもダントツで勝てなきゃ世界で勝てないと思うので、日本に帰ったらいろんなところで出げいこさせてもらって、自分の技や体力を磨いて、次の明治杯とか、続く試合で頑張れたらと思います」


 ■男子フリースタイル70kg級・原口伸(国士舘大=4年9ヶ月ぶりの国際大会、初戦で黒星)「緊張は特にしてなかったけど、冷静に闘いすぎました。日本人と同じ感じでやってしまった。もっとガツガツ、最初から勝負してたらよかったのに…。(相手の)モンゴル選手はなりふり構わずで前に来て、自分もそういう闘い方をすれば取れたところを、最初の判断ミスで見てしまって、のまれて、負けたって感じです。日本人だったら取れてたかなってところであっても、外国選手はずっとギアを落とさないで、ばてても最後まで前に来てって感じでしたね。外国選手の闘い方を学んだので、次にやれば勝てるのかな、という自信にはなりました」


 ■男子97kg級・園田平(自衛隊=1回戦、序盤のリードをいかせず敗退)「悔しいです。第1ピリオドは自分の動きができて、2ー0で折り返して、ポイントをさらに取っていい感じだった。気のゆるみというか、甘いところが出て失点してしまいました。(課題は)ローリングのディフェンスと入られてからのディフェンス。そこが勝負どころとなってくる。あそこさえ守っていれば、全然負けない相手だったと思う。

 結果を見ると、世界の壁は高かったです。(自分が敗北した)韓国選手も次のキルギス選手に負けて、そのキルギス選手もまたイラン選手に負けている。やっぱり層が厚いし、壁がありましたね。国内でまだ優勝したことがないので、国内で優勝して頑張っていきたいです」







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