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2020.02.27

昨年の世界選手権で3選手にドーピング違反、下位選手が繰り上げでオリンピック出場枠獲得

銅メダルとオリンピック出場権を剥奪されたゼリムカン・ハジエフ(フランス)=提供・UWW

 世界レスリング連盟(UWW)は、昨年の世界選手権(カザフスタン)に出場し東京オリンピックの出場枠を獲得した選手のうち、男子フリーススタイルで3選手にドーピング違反があり、順位を剥奪して、出場枠も取り消したことを発表した。

 125kg級はシリアとウズベキスタンの選手の出場資格がなくなり、代わりにイランとコソボに資格が与えられた。シリアとウズベキスタンは、代わりの選手が3月末のアジア予選(キルギス)に出場できるため、当初は2人が抜けていた同予選は、1人抜けとなり、“狭き門”となった。74kg級は出場枠を獲得しているので、日本への影響はない。

 ドーピング検査で違反が認められたのは、74kg級3位のゼリムカン・ハジエフ(フランス)、125kg級3位のカサンボイ・ラヒモフ(ウズベキスタン)と5位のバドカ・クタバ(シリア)の3選手。

 74kg級は7位だったカミル・リビキ(ポーランド)が出場枠を獲得。125kg級は7位のエグゾン・シャラ(コソボ)と8位のヤドラフ・モハマドカエム・モヘビ(イラン)が繰り上がった。

 コソボは2014年に国際オリンピック委員会(IOC)に加盟が認められ(世界レスリング連盟へは2008年に準加盟国となっている)、初のオリンピック出場となる。エグゾン・シャラはアルバニアの代表として世界選手権6位などの実績があり、2012・16年の2度のオリンピックに挑んだ。3度目の挑戦で出場権を勝ち取った。

 







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