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2020.07.09

【2011年思い出の動画(2)】高校1年生で優勝! 世界王者・文田健一郎の“源流”…全国高校生グレコローマン選手権

 2011年の全国高校グレコローマン選手権は、8年後にそろって世界チャンピオンに輝く文田健一郎(山梨・韮崎工)と太田忍(山口・柳井学園)がそろい踏み。それぞれ50kg級と55kg級の王者に輝いた。

 1年生の文田は、6試合すべてで最低1ピリオドはテクニカルフォールで勝つ圧勝続きの優勝(注=当時は2分3ピリオド制)。決勝では見事なバック投げを決めており、当時からそのブリッジワークは目を見張るものがあった。前年も優勝していた太田は、失ったピリオドもあったが、フォール勝ちも3試合ある圧勝続きで2連覇を飾った。

 96kg級では志喜屋正明(沖縄・浦添工)、120kg級は園田新(滋賀・日野)という現在の全日本トップ選手が勝った。

 当時のルール 試合時間は2分3ピリオド。ピリオドごとに勝者を決め、2ピリオドを取った選手が試合の勝者。各ピリオドは、ポイントの多寡のほか、6点差がつけばテクニカルフォールとなって、その時点で勝ち。他に、3点技2回や、5点技1回でもテクニカルフォール勝ち。フォールが決まれば、いかなる状況でも勝者となる。
 グレコローマンは1分30秒の段階で0-0だった場合、第1ピリオドは赤、第2ピリオドは青、第3ピリオドはボールピックアップ(抽選)で、それぞれが攻撃となるパーテールポジションで残り30秒を闘う。防御選手が耐え切った場合は1点。

2011年全国高校生グレコローマン選手権(8月17~19日、大阪・堺市金岡公園体育館)

【50kg級・決勝】
文田健一郎(赤=山梨・韮崎工)○[2-0(TF5-0=1:50,1-0)]●青木祐聡(岐阜・岐南工)


【55kg級・決勝】
太田忍(赤=山口・柳井学園)○[2-0(1-0、TF7-0=1:29)]●金沢誠也(群馬・前橋西)


【60kg級・決勝】
井上征洋(赤=兵庫・育英)○[2-0(2-0,1-0)]●武田荘史(茨城・霞ヶ浦)


【66kg級・決勝】
湯田敬太(青=香川・高松北)○[2-1(0-2,4-0,1-0)]●魚住彰吾(兵庫・育英)


【74kg級・決勝】
永井凌太(青=香川・香川中央)○[2-0(1-0,4-0)]●今村聖(群馬・太田商)


【84kg級・決勝】
与那覇竜太(赤=沖縄・浦添工)○[2-0(2-0,1-0)]●桜庭正義(秋田・秋田商)


【96kg級・決勝】
志喜屋正明(青=沖縄・浦添工)○[2-0(4-0,3-0)]●林龍之介(山梨・韮崎工)


【120kg級・決勝】
園田新(青=滋賀・日野)○[2-0(5-2,2-0)]●山本康稀(埼玉・花咲徳栄)







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