志賀晃次郎（拓大）が3年連続優勝、日体大が3階級を制してトップ独走…2020年全日本大学選手権・第1日
昨年の世界選手権のチームメートに完勝、74kg級でも強さを見せて3連覇の志賀晃次郎（拓大）
2020年内閣総理大臣杯全日本大学選手権は11月7日、大阪・東和薬品RACTABドームで開幕。5階級が行われ、74kg級に出場した昨年の世界選手権70kg級代表の志賀晃次郎（拓大）が、決勝で同79kg級代表の髙橋夢大（日体大＝当時京都・網野高）をテクニカルフォールで下して優勝。一昨年、昨年の70kg級に続いて3年連続優勝を達成した。
拓大は70kg級でも2018年65kg級優勝の谷山拓磨が優勝し、4年生が２階級を制した。ともに初めて新階級に挑み、優勝を成し遂げた。
優勝数で拓大を上回ったのは日体大。57kg級で竹下雄登、61kg級で小川航大、65kg級で山口海輝の3選手が優勝した。山口は2018年61kg級に続く優勝で、初の65kg級挑戦を制覇。昨年のアジア・ジュニア選手権優勝の竹下と新人選手権での優勝実績のある小川は、初の学生タイトルを獲得した。
日体大は大学対抗得点で47点を獲得。2位の拓大に8点差をつけてトップ。最終日に2年ぶりの優勝を目指す。
各階級の成績は下記の通り。（撮影＝矢吹建夫）
65kg級に上げても強さを発揮し、2年ぶりの優勝達成の山口海輝（日体大）。日体大を団体優勝に近づけた
先月のグレコローマンに続き、フリースタイルでも全日本大学の大会が再開された
| 一覧表 | 57kg | 61kg | 65kg | 70kg | 74kg | 大学対抗得点 |
【大学対抗得点（第1日終了時）】
［1］日体大 47点、［2］拓大 39点、［3］専大 22点、［4］早大 18点、［5］国士舘大 13.5点、［6］山梨学院大 12点、［7］明大 10点、［8］日大、法大 8点
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【57kg級】＝27選手出場
▼決勝
竹下雄登（日体大）○［7-0］●荒木大貴（専大）
▼3位決定戦
島谷侃（早大）○［3-2］●藤原祐真（東洋大）
菅沼碧久（青山学院大）○［Ｔフォール、3:45=11-1］●佐々木風雅（日大）
▼準決勝
竹下雄登（日体大）○［Ｔフォール、2:53=11-0］●藤原祐真（東洋大）
荒木大貴（専大）○［7-0］●菅沼碧久（青山学院大）
《7･8位順位》［7］山口叶汰（神奈川大）、［8］大倉舜也（福岡大）
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【61kg級】＝28選手出場
▼決勝
小川航大（日体大）○［7-5］●清水蛍汰（拓大）
▼3位決定戦
服部大虎（山梨学院大）○［9-4］●堤太一（法大）
藤田颯（早大）○［9-7］●金子功誠（専大）
▼準決勝
小川航大（日体大）○［Ｔフォール、4:28=10-0］●堤太一（法大）
清水蛍汰（拓大）○［Ｔフォール、3:58=10-0］●藤田颯（早大）
《7･8位順位》［7］吉川貴紘（青山学院大）、［8］秋山拓未（九州共立大）
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【65kg級】＝27選手出場
▼決勝
山口海輝（日体大）○［2-0］●諏訪間新之亮（国士舘大）
▼3位決定戦
森川海舟（拓大）○［9-2］●島谷東志（大東大）
安楽龍馬（早大）○［Ｔフォール、4:26=12-0］●佐々木虎次郎（専大）
▼準決勝
諏訪間新之亮（国士舘大）○［7-1］●島谷東志（大東大）
山口海輝（日体大）○［3-1］●安楽龍馬（早大）
《7･8位順位》［7］武井研太（神奈川大）、［8］西田達哉（日本文理大）
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【70kg級】＝28選手出場
▼決勝
谷山拓磨（拓大）○［Ｔフォール、1:31=10-0］●齋藤一樹（明大）
▼3位決定戦
藤田大貴（法大）○［6-3］●竹内祐斗（徳山大）
坂野秀尭（日大）○［2-1］●伊藤朱里（中大）
▼準決勝
齋藤一樹（明大）○［Ｔフォール、0:40=10-0］●竹内祐斗（徳山大）
谷山拓磨（拓大）○［9-1］●伊藤朱里（中大）
《7･8位順位》［7］高田煕（日体大）、［8］藤田光星（国士舘大）
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【74kg級】＝27選手出場
▼決勝
志賀晃次郎（拓大）○［Ｔフォール、3:45=10-0］●髙橋夢大（日体大）
▼3位決定戦
前田明都（専大）○［Ｔフォール、2:00=0-0］●西海静（日本文理大）
横山凛太朗（山梨学院大）○［不戦勝］●原口伸（国士舘大）
▼準決勝
志賀晃次郎（拓大）○［Ｔフォール、2:08=15-5］●西海静（日本文理大）
髙橋夢大（日体大）○［Ｔフォール、4:33=10-0］●原口伸（国士舘大）
《7･8位順位》［7］村島克哉（中大）、［8］金子泰士（明大）
