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2021.03.04

ナタリア・ボロビエワは76kg級、ワレリア・コブロワは62kg級で東京オリンピック挑戦…ロシア女子

 

ロシアからオリンピック連続出場を目指すナタリア・ボロビエワ(左)とワレリア・コブロワ

 ロシア協会は3月1日、今月4日~7日にイタリア・ローマで行われる世界レスリング連盟(UWW)ランキング大会「マテオ・ペリコネ国際大会」に派遣する女子20選手をホームページで発表。68kg級でのオリンピック挑戦も予想された2019年世界選手権72kg級優勝のナタリア・ボロビエワは76kg級に出場することになり、2012年ロンドン大会に続くオリンピック優勝を76kg級で目指すことが確実になった。

 ボロビエワは2016年リオデジャネイロ・オリンピック69kg級決勝で土性沙羅に敗れて銀メダルだった後、休養と負傷の治療でマットを離れた。この間に出産もあり、2年以上のブランクとなったあとの2019年に復帰。同年の世界選手権(カザフスタン)の72kg級で優勝し、2020年2月の欧州選手権(イタリア)でも72kg級を制覇。76kg級のもう一人の強豪、エカテリナ・ブキナとの競合を避けて68kg級での東京オリンピック挑戦も考えられていた。

 2016年リオデジャネイロ・オリンピック58kg級2位のワレリア・コブロワは62kg級にエントリーした。同選手は2017年世界選手権(フランス)58kg級の初戦でひざの十字靱帯を断裂。手術で戦列を離れたあと、昨年9月のロシア選手権59kg級で復活優勝した。その時は57kg級で東京オリンピックを目指すことを表明していたが、62kg級に方向転換したもよう。

 ロシア女子は2019年世界選手権(カザフスタン)で50kg級のみオリンピック出場枠を獲得。今月の欧州予選(ハンガリー)と5月の世界予選(ブルガリア)で残る5階級の出場枠獲得を目指す。

 ロシア女子の「マテオ・ペリコネ国際大会」の主な出場選手は下記の通り。


3.4~7マテオ・ペリコネ国際大会/ロシア女子の主な出場選手

▼50kg級:Poleshchuk, Ekaterina=2019年世界選手権3位/2020年個人戦ワールドカップ優勝

▼53kg級:Khoroshavtseva, Olga=2019年世界選手権55kg級3位/2020年個人戦ワールドカップ55kg級3位
      Vetoshkina, Anzhelika=2020年個人戦ワールドカップ53kg級3位

▼55kg級:Vaulina, Viktoria=2019年U23欧州選手権優勝

▼57kg級:Ologonova, Irina=2016年世界選手権55kg級2位/2018年欧州選手権2位
      Chumikova, Veronika=2020年個人戦ワールドカップ3位

▼59kg級:Nitsenko, Aleksandr=2018年欧州ジュニア選手権3位

▼62kg級:Koblova-Zholobova, Valeria=2016年リオデジャネイロ・オリンピック58kg級2位

▼65kg級:Kudaeva, Dinara=2020年ロシア選手権3位

▼68kg級:Bratchikova, Anastasia=2017・18年欧州選手権優勝/2019年欧州大会2位

▼72kg級:Surovtseva, Marina=2020年ロシア選手権優勝

▼76kg級:Vorobieva, Natalya=2012年ロンドン・オリンピック72kg級優勝/2019年世界選手権72kg級優勝







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