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2021.04.20

西口茂樹・強化本部長のアジア選手権総括

 

(2021年4月19日、カザフスタン・アルマトイ / 聞き手=布施鋼治)


選手を激励する西口茂樹・強化本部長

 ■西口茂樹・強化本部長の話「ものすごく良かったか、ものすごく悪かったかと聞かれれば、正直なところ答えようがない大会だった。ただ、東京オリンピックに向けては良かったと思える大会だった。コロナ禍の中で国際大会に出られたことはプラスに考えたい。

 男子フリースタイル65㎏級で優勝した乙黒拓斗(自衛隊)に関していえば、準決勝で昨年12月のワールドカップ個人戦で2位だったイラン選手と対戦することができた。1年以上試合がなかったことを考えても、出た方が良かったし、大きな自信につながったと思う。新しい課題もわかったと思う。

 逆に、男子フリースタイル74㎏級の乙黒圭祐(自衛隊)は、階級を上げてからは大きな国際大会には出ていない。結果的にいい内容とは言えなかったけど、東京オリンピックに向かって、兄弟ともに非常にメリットのある大会だったと思う。

 グレコローマンに関しては、フリースタイルも合わせての話になるけど、2024年パリ・オリンピックに向けて若手が自分をアピールする大会になったと思う。特にグレコローマン60㎏級の鈴木絢大(日体大)とフリースタイル57kg級の竹下雄登(日体大)は、両方とも3位では全く納得していない。彼らの強気な姿勢はとてもいいことだと感じました。

 女子は離日直前に派遣中止となってしまった。「出られなかった」ことをマイナスと考えたくない。出られなかったことも、考え方によってはプラスだったと解釈をしたい。東京オリンピックに向かっては時間がない。何が何でも勝たなければいけないのがレスリング。どんなことがあっても前に進んでいきたい」







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